一伏はっかは、2025年1月22日(水)21時より配信された、第二回【AIくずし字読める仮名?】誰のくずし字が一番読める?AIが判定する熾烈なバトル!【あっきコタロウ/油揚こん/一伏はっか/なべ/燈露】に参加しました。お誘いいただいた主催の燈露さん・なべさん、同時参加の油揚こんさん・あっきコタロウさん、ありがとうございました! 見逃した方は、ぜひアーカイブをご視聴ください。AIとVtuberの仁義なき戦いを垣間見られます。%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FP5L-rqQM6mk%3Fsi%3DZXshDZG5bZLuQCC5%26amp%3Bcontrols%3D0%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3Eこぼれ話一伏が書いた作品はこちらの通り。内容は以下。あらたしきとしのはしめのはつはるのけふふるゆきのいやしけよこととしのうちにはるはきにけりひととせをこそとはいはむことしとやいはむみよしのはやまもかすみてしらゆきのふりにしさとにはるはきにけりそれぞれどこにこだわり、どんなつもりで書いたのかについては、ぜひアーカイブをご覧いただきたい。くずし字読解AIの「みを」にはあまり上手く読み取ってはもらえなかったけれど、しかし毛筆で仮名を書くのはとても楽しかった。小学校時代、冬休みの課題で書き初めをしたものだけれど、そのときはあまり書道の良さが分からなかった。しかし文字に興味を持ち、言語に興味を持った現在、自身が普段読み書きしている文字を昔の人々がどのように書いていたのかを知るのは非常に刺激的な体験だ。現代日本語では平仮名は一音一種が原則なので「変体仮名」にはほとんどなじみがない。しかし、当時の日本人で字が書ける人たちは、今よりも自由にさまざまな仮名でもって書状をしたためていたわけだ。うらやましい。今回、こうして三首の和歌を書いたけれど、詠んだ人が書いたとおりの字ではまったくない。「どの字を選べば次の字とつなげやすいだろう」とか、「歌に詠みこまれている物に近い字母を使おう」とか、「同じ字が続くのやだな」とか、色々考えながら書いたのだけれど、きっとこの字を選ぶ作業は当時の人々もしていたのではないかなと思う。時を超えて、はるか昔に生きた人間と同じことを自分がしているという事実が嬉しかった。ぞくぞくする。またぞくぞくしたい。